そういえばウォークマンだけでなくミニコンポなんかにも低音増強スイッチが付いていました。僕が最初に買ったOnkyoのプリメインアンプにもラウドネス・スイッチが付いていて、小さなボリュームで聴いているときでも低音がある程度しっかり聞こえるようになっていたのです。ボリューム上げてもスイッチONのままだとグングン来てよかったりして。
ヘッドフォンも低音強調モデルがあったり、CDショップの試聴機のヘッドフォンは過多な低音で、そのほうが売れると判断したのでしょう。CDショップがストリーミングになり、最近のヒットチャートやダンスミュージックを聴いたりするとびっくりするくらいの低音が鳴っています。作り手がスマホ+ワイヤレスイヤフォンとかBluetoothスピーカーなどでリスナーが聴くことを想定して、難聴対策や小型スピーカーでボリュームが小さくなっても、ある程度音楽の迫力を伝える工夫なんだと思います。
僕のCD棚にもヒップホップやダンスミュージックが多くありまして、やはりこの手の音楽は低音がしっかり出ていないとつまらない。この歳になってやっとまともなシステムと時間を確保できたので、加工することなく「本来の」低音を味わう楽しみを知り始めたところです。
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