iPhoneなどのiOSが15になって、Apple Musicの楽しみ方が増えたというのでAirPods Proで試してみました。
Dolby Atmos以外の通常の楽曲でも空間オーディオっぽくなる「ステレオを空間化」機能が追加されたのです。ただしこれを体験できるのは今のところAirPods ProとAirPods Maxのみ。
コントロールセンターで音量ボタンを長押しすることでステレオを空間化ボタンが現れます。たしかに音が拡がった。空間オーディオと似たような拡がり。
面白いのは「ダイナミックヘッドトラッキング」という機能。顔を右に向けると音は左に、左に向けると音は右に。つまり音が鳴っているところは同一方向にあって、まるで目の前のiPhoneの左右横にスピーカーをつけて鳴らしているかのよう。
でもAirPodsをつけながら動いていると定位(音源の左右位置)がしょっちゅう動くので、それは違和感。しばらくするとまた真ん中に音源が居座るので、それはそれでよくできているなと感心したり。
蛇足ですが、AirPods Pro等ヘッドホンやイヤホンのノイズキャンセリング機能は、音楽没頭グッズなだけでなく、最近は電車も風通しのため窓を空けているので騒音低減としても役に立ちます。部屋で聴いているときに、あまりに静かで窓が閉まっているのかと勘違いするほどでした。