最近ハッとさせられることがありました。ボニー・レイットの「Silver Lining」(下にリンクあります)というアルバムが驚くほどいい音だったのです。サブスクでボタンを押したとたん「なんだこれ、凄い音だ!」と声を上げてしまいました。
昔のオーディオ雑誌をめくっていたら試聴盤数枚のひとつで挙げられていたので、そういやボニー・レイットはちゃんと聴いたことがなかったなと。正直今回初めてアルバム通して聴きました。学生時代にエレキギターのカタログに青いストラトキャスターが載っているのを見て、カッコいいなと思っていたのがボニー・レイットモデルでした。女性で白人でブルースでスライドギターとのことで当時ハードロック少年だった僕には遠く。それ以来名前は知るものの聴いていなかったのです。
40年以上前から知っているのに、なんで聴いていなかったんだろうって思いました。で、サブスク活用でほかのアルバムも聴いてみると、どれもすこぶるいい音。とてもしっかりしたプロダクションなのです。ボニー・レイット姉さんのギター、むちゃくちゃカッコいいです。ブルースどっぷりというわけではなく、洗練されていて曲もいい。歌も歌声もすごくいい。と、まあこんな体験があるから音楽を聴くのは楽しいんです。あーなんで聴いていなかったんだろう。