Avishai Cohen(アヴィシャイ・コーエン)はイスラエル出身の現代ジャズ界を牽引するジャズベーシスト。2024年のアルバム「Brightlight」も紹介しました。今作は新進気鋭のイタイ・シムホヴィッチPとエヴィアタール・スリヴニクDsを迎えたトリオによる2026年新作です。
ジャズでピアノトリオといえば、ビル・エヴァンスに代表されるように叙情的なものが多いです。シンプルな編成ゆえにミュージシャンによってそのカラーが微妙に違って表現されるので聴く者を魅了して止まないのでしょう。そして録音も高音質のものが多い。アヴィシャイの作品群も例に漏れず、オーディオ師匠のHoribeさんも紹介(「From Darkness」)されています。
一定間隔のベース音から始まる1.Simchover での哀愁を帯びたメロディ、印象的なベースラインがまさにアヴィシャイならでは。7.Lookie のちょっとハネるビートに乾いたスネアの音がなんともヒップホップでいい感じです。この若手ドラマーもタダモノではないなと。チック・コリア・エレクトリックバンドの表題曲8.Eternal Child はかつて活動を共にしたリスペクトを感じる作品。ソロでもメロディアスなアヴィシャイのベースプレイが光ります。







