石若駿(いしわか しゅん)は日本のジャズドラマー。ジャズに限らず多方面で活躍する日本を代表するミュージシャンです。僕のブログでもアニメ「BLUE GIANT」(2023年)や「Trio II: 2」(2024年)で紹介しました。2026年本作ではマーティ・ホロベックBと高橋佑成P&Synのトリオに馬場智章Saxを加えての作品となっています。
僕自身、10年前から5年間くらい原宿と六本木でミュージック(ライヴ)レストランを経営してきて、ベテランから若手まで多くのプロミュージシャンの音を聴く機会に恵まれました。言うまでもないことですが、想像を絶する練習量と才能をもって「これぞ」という音を奏でるわけで、毎度尊敬の眼差しで拝見させていただきました。現在34歳という石若さんの音を聴いているとその頃のことを思い出して、新鮮な気持ちが蘇ってきます。
1.Ballade“集” の一音目からそれを感じます。目の前で演奏を始めたかのようです。淡々とコード進行していくなかでジャズのフリーな演奏が繰り広げられます。馬場さんの印象的なサックスで始まる2.Sepiageshiki の寄せては返す波のようなドラムスが好きなんです。途中からグイグイグルーヴするのもカッコいい。6.Tamatebako なんて複雑なリズムの曲をわずかな時間でレコーディングに仕上げる才能たるや。どーなっているのと思います。けしてわかりやすい音楽ではないと思いますが、まるでライヴで演奏しているようなただならぬエネルギーを感じるアルバムだと思います。














