Nicholas Payton(ニコラス・ペイトン)はアメリカのトランペッター兼マルチ楽器奏者。Butcher Brown(ブッチャー・ブラウン)とはアメリカのジャズ・クインテットの名称。マーカス・テニーSax、モーガン・バーズG、コーリー・フォンヴィルPerc、アンドリュー・ランダッツォB、DJハリソンKeyからなるグループです。2026年本作はマイルスの「Kind of Blue」(1959年)とコルトレーンの「A Love Supreme」(1965年)の収録曲からインスパイアされた作品です。
マイルスもコルトレーンも同い年で生誕100周年の今年は、ちなんだ作品やイベントをあちこちでやっています。この2作もド定番のアルバムですが、ある意味“応用しがい”がある作品なのかもしれません。頭の中で歴史的名盤を鳴らしながら、今現在の音を味わうことができて面白いです。
1.So What からレゲエ〜ダブな仕上がりで気分が上がります。昔からダブが好きでして、独特の冷んやりした感触も夏にはもってこいです。3.Blue In Green もボサノヴァーなリズムで気だるい雰囲気が、原曲を見事に現在に引き継いでいます。このアルバムの面白さはコルトレーンサイドにあるかもしれません。8.Pursuance では、コルトレーンがアフリカ音楽に傾倒していった感性を受けつつ、ドラムンベースなテイストにゆったりしたサックスを乗せてみせます。いまのミュージシャンによる名盤再構築を聴きながら、残りの夏をクールに過ごしてはいかが。















