2026-07-07

オーディオ・オンラインショップ始めました

 

本日(2026年7月7日)、オーディオのオンラインショップ「Shop.feed-back.jp」をオープンいたしました。

https://shop.feed-back.jp/

鎌倉のオーディオメーカーBJ ELECTRIC社の製品をインターネットで販売いたします。ケーブルやアンプを各種揃えております。

ご自宅にあるスピーカーやアンプをより活き活きと鳴らしたい、買い替えを検討しているのでケーブルもより品質の良いものを選びたい、デスクトップに収まる小型のアンプを探しているといったご要望にお応えできる製品です。

今までブログにも書いてきましたが、私自身若い頃から音楽を聴くことが好きで、その道具としてのオーディオにもずっと興味があって日々楽しんでいます。その過程で出会ったBJ ELECTRICの音と姿勢に感銘を受け、自宅システムのケーブル、アンプをすべて同社製品に取り替えてしまいました。

オーディオは人それぞれ好みが様々な趣味ですから正解はありません。その分、自分なりのこだわりを探していく楽しみもあります。何度も聴いたあの曲が新鮮に響いた、こんな音で録音されていたのか、ほかの曲もいろいろ聴いてみたくなった、そんな感想を聞くことができればとショップを始めた次第です。

ショップオープンにあたりまして、BJ ELECTRIC製品総販売元であるBEAT&VOICE堀部代表には大変お世話になりました。またBJ ELECTRIC石河社長にもご快諾いただき感謝いたしております。サイト構築は妻のおかげです。この場をかりて関係の皆さまに御礼申し上げます。

Shop.feed-back.jp 清川達也

2026-07-04

ZEN Stream 3でQobuz専業化

 

またちょいマニアックネタとなります。長らくパソコン(Mac)を使ったネットワークオーディオ(オーディオMac高音質化計画を参照)を続けてきましたが、ついにオーディオ専用機「iFi audio ZEN Stream 3」を導入しました。目的は音楽配信サービス「Qobuz」の音源をなるべく高音質で聴くためです。

ZEN Stream 3 今年6月発売、市場価格71,500円前後

インターネットから音源を取得してオーディオに送り出す機能(トランスポートとかストリーマーとかいいます)を今まではMacでアプリを使っていました。そのMacも2013年製となんと13年前のマシン。故障していないとはいえCPUがあまりに古い。なのにMacは音源送り出し以外にもいろいろと忙しく仕事しています。これがノイズとかちょっとしたズレの原因になってしまう。

ZEN Stream 3は“オーディオ専用機”です。しかも背面のスイッチでQobuz専用モードに設定できるので、こうなったらハイレゾはもうQobuzだけに絞ります。家族でサブスクしているApple MusicはDACに直接Bluetoothで飛ばすか、AirPods Max 2で空間オーディオすることにします。あー、すっきり役割分担。

改めて接続順。インターネット→Wi-Fiルータ→(有線LAN)DATA ISO BOX→(有線LAN)OPT ISO BOX→(有線LAN)ZEN Stream 3→(USB)TEAC UD-505:DAC→(RCAケーブル)BJ ELECTRICアンプ→(スピーカーケーブル)JBL4309スピーカー。つまり全部有線。電源強化も抜かりありません。

スマホのQobuzアプリで曲を探して再生。Qobuz Connectを使うのでハイレゾもパーフェクトに伝送。※スマホとZENは同じネットワークにある必要があるのでOPT APの出番でした。

さて音質です。さすがは古いMacではなく最新のオーディオ専用機、そうかこんなに違うのかと。Macでは音が少し荒いかも。音の拡がり方(音場)が広くなり、奥行きもより感じて見渡しよくなりました。余裕をもって鳴らしているので、ボリュームを上げてもうるさくない印象。背景が静かになって細かな音のニュアンスもより聴き取れるようになってクッキリです。

インターネットルータをオーディオ用のものにするとか、システム全体を光伝送化するとか、まぁキリがないのですが、それはまた将来的にということにしておきます。

2026-06-27

Eternal Child / Avishai Cohen

 

Avishai Cohen(アヴィシャイ・コーエン)はイスラエル出身の現代ジャズ界を牽引するジャズベーシスト。2024年のアルバム「Brightlight」も紹介しました。今作は新進気鋭のイタイ・シムホヴィッチPとエヴィアタール・スリヴニクDsを迎えたトリオによる2026年新作です。

ジャズでピアノトリオといえば、ビル・エヴァンスに代表されるように叙情的なものが多いです。シンプルな編成ゆえにミュージシャンによってそのカラーが微妙に違って表現されるので聴く者を魅了して止まないのでしょう。そして録音も高音質のものが多い。アヴィシャイの作品群も例に漏れず、オーディオ師匠のHoribeさんも紹介(「From Darkness」)されています。

一定間隔のベース音から始まる1.Simchover での哀愁を帯びたメロディ、印象的なベースラインがまさにアヴィシャイならでは。7.Lookie のちょっとハネるビートに乾いたスネアの音がなんともヒップホップでいい感じです。この若手ドラマーもタダモノではないなと。チック・コリア・エレクトリックバンドの表題曲8.Eternal Child はかつて活動を共にしたリスペクトを感じる作品。ソロでもメロディアスなアヴィシャイのベースプレイが光ります。

2026-06-13

池袋のオーディオスクエアに行ってきた

 

池袋の東武百貨店4F、ノジマ(家電量販店)にある「オーディオスクエア池袋東武店」に行ってきました。ノジマは家電のみならず企業として勢いのある会社という印象です(ニフティもVAIOも、僕が昔いた衛星放送の分野も)。そしてオーディオの分野でも専門店を神奈川や幕張に現時点5店舗を展開されています。

オーディオスクエア池袋東武店の入り口

さまざまな価格帯の人気商品が揃っていて、多くの来客を感じさせます。さすが池袋駅直結立地だなと。奥に本格的な試聴室がありまして、そこで店主さんとあれこれ話をさせていただきました。もちろん試聴も。さりげなく、とても親切で、居心地がよいお店でした。

話は外れて、実はわたくしメーカーの新卒社員時代に、平塚のノジマ(野島電気)に研修で2週間ほど店頭に立った経験があります。しかも希望してオーディオ売り場。いい気になってアキュフェーズのプリとパワーが売れた(買っていただいた)のは懐かしい思い出です。

気軽に入れるオーディオ店って意外とないんだよな、と思っていました。懇意にしていた近所のオーディオ店は引越ししてしまい、電車ですぐに行けそうなところを探していたんです。できれば気兼ねなく試聴ができる場所があってほしい。昨年末くらいにオープンしたという同店を知り、週末に行こうとなったのです。

馴染みの秋葉原〜お茶の水に老舗のオーディオ専門店はあります。でもちょっと敷居が高いイメージ。オーディオに詳しくない友人を連れていくにはちょっと気後れしそうな予感なのです。その点、家電フロアの一角にあるこちらは、ふらっと入っちゃいましたって感じで立ち寄れそうです。

音楽を聴くのが好きな人は多く、聴き方は人それぞれ様々です。いろいろ聴けば聴くほど、ちょっといい音で聴きたいという人も多いでしょう。“オーディオ難しそう”の先入観で二の足を踏んでいる人に「一緒にどうですか」と声をかけたいと僕はつねづね思っています。これからもそんな場所や機会を探していきたいと思います。


2026-05-30

Diavola / Gabrielle Cavassa

 

Gabrielle Cavassa(ガブリエル・カヴァッサ)はアメリカのジャズ・ヴォーカリスト。ジョシュア・レッドマンSaxの2023年のアルバムでヴォーカル参加していた人です。2026年今作はブルーノートからのメジャーデビュー作。メンバーはジョシュアの他、ジェフ・パーカーG、ラリー・グレナディアB、ブライアン・ブレイドDs、ポール・コーニッシュPという豪華布陣です。

“2021年のサラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティションの優勝者”としての実力をもつ彼女。世代的にもいろいろなジャンルの音楽を聴いたはずで、その中でジャズシンガーの不完全で即興なところが人間的で惹かれたとのこと。でも今回はジャズの枠も外して“自然”であることを大切にして取り組んだアルバムと言います。

2.Raindrops Keep Falling On My Head を聴けば彼女の意図がわかります。力がすぅーっと抜けて音に身を委ねる気分になります。スタンダード曲の3.Prisoner of Love もいい感じ。うしろで静かに鳴るジェフのギターも素敵です。タイトル曲8.Diavola を聴く頃にはすっかり彼女の深みに溶け込んでいるはず。バックの演奏もさすがの雰囲気です。リラックスしているうちに彼女の歌声に浸り、最後まで聴いてしまうアルバムです。

2026-05-16

AirPods Max 2とリビングオーディオ

 

それにしても高額なヘッドフォン、AirPods Max 2を購入しました。新モデル発売の勢いでつい...。いや、前から欲しかったんです。

AirPods Max 2(89,800円税込)

僕の音楽リスニング環境は、リビング。以前にも書きましたが、家族が話をしたり食事したりする場所です。愛用のSTAXは開放型で聴いている音楽が周囲にマル聞こえ。個性派のULTRASONEは長時間聴いているとオジ耳にはちょっと疲れる。密閉型で、聴き疲れのしない、しかも空間オーディオをちゃんと聴けるヘッドフォンが欲しかった。

AirPods Proも持っているんだからそれ使えばいいじゃんと自分を納得させていたのですが、イヤフォンはやはりイヤフォンの音なんです。そんでもって妻がMaxを長い間使っていて「いいよ〜これ」とずっとお薦めされてきました。いつか新モデルが出たら考えるかと...、出ちゃった、ので。

新モデルったって、内蔵しているチップはやっとProに追いついた従来型。カラバリも変わりなし、形状も重さも変化なし。音質も妻のを聴いていたので、よーく聴けばあぁ確かに、くらいの進化レベル。もうちょっとなんとかならなかったのか。せめてハイレゾ24bit/96kHzに対応とかして欲しかった。

使ってみて、あーやっぱりよく出来てるなと。iPhoneでApple Music内を曲探し。Max自慢のノイキャンが効いて没頭できます。思いついてMacでYouTubeを観ると、音はMacのほうに自動で切り替わる。お届け物がピンポ〜ンと来ても外部音取り込み(適応型)で対応。リングを押して音楽を止めればそのまま家族とちょっとした会話。再びiPhoneリスニングに戻る。なんてことが、すべて自然にシームレス。つけっぱなしヘッドフォンと言われるくらい、ずっとつけている人も多いらしい。

音質は、可もなく不可もなく良いです。そりゃSTAXの解像度やULTRASONEの迫力にはかないっこないです。もちろんスピーカーとは別物です。いわゆる“オーディオ”とは違う、“コンピュータ内蔵リスニングデバイス”ってことなのでしょう。ちなみにUSB-C有線でも聴けて、音質も少し良くなります。でも接続機器の組み合わせやケーブルの工夫で、自分好みの音に試行錯誤したいという欲求は満たされません。

リビングで、高音質で、没頭できる音量で周囲に気兼ねなく、音楽と戯れていられる快適さは手に入りました。で、ここぞという時間に、これぞという音源を、QobuzやCDで、スピーカーを鳴らしてやるのです。

2026-05-02

Around The World With U / Ulysses Owens Jr.

 

Ulysses Owens Jr.(ユリシーズ・オーエンス・ジュニア)はアメリカのドラマー。若手精鋭たち“ジェネレーションY”との共演シリーズ、2026年新作となります。今回は日本から寺久保エレナAs、治田七海Tb、中村恭士Bと3人が参加しています。ほかにアンソニー・ハーヴェイTp、タイラー・ブロックPというセクステット構成。

これぞジャズという音源をガッツリ聴くのはやっぱり気持ちよいもんです。ロックコンサートでスタンディングで楽しむのも良いのですが、ジャズクラブでゆったり座って、美味しい食事とお酒でお腹を満たしながら、スリリングな展開に食事の手が止まったままになったり、心温まるバラードにうっとりしたりする時間は、なんとも大人な愉しみで好きでした。

スリリングといえば、2.Bebop & Confirmation をお聴きあれ。ソニー・クラーク・トリオでお馴染み、これぞビバップ。次から次へと波のようにフレーズを高速でユニゾンで。ソロもノリノリです。うっとりといえば、7.The Light that Grew Amongst Us 。寺久保さんのアルトに浸ります。ラストの11.I'm Not So Sure ではジャズファンでなくとも体が揺れてしまうはず。ライヴ感覚溢れるこのアルバム、全般でユリシーズの巧みなドラムスに耳が奪われる1時間弱です。