Eric Scott Reed(エリック・スコット・リード、またはエリック・リード)の2025年Smoke Sessions新作アルバムです。メンバーはエリックPのほか、ニコラス・ペイトンTp、エリック・アレクサンダーTs、ピーター・ワシントンB、ジョー・ファーンズワースDsというオールスターメンバー。ニューヨークに行ったならぜひともこのメンバーのセッションを聴いてみたいと夢見ています。今回もまるでSmokeにいるような素晴らしい録音で聴くことができます。
題名にもあるとおり、深夜の雰囲気を伝えるもので、“ミュージシャンの生活、つまりナイトライフやアクティビティ、ニューヨークのヴァイブレーションの感覚やエネルギーを指しています。”とのこと。演奏を聴いているとなんとも落ち着きます。仕事帰りにこんなジャズクラブでグラスを傾けて、緊張をほどいていくことができたらと思っていたものです。
1.Glow なんて曲で始められたら、ああ大人っていいなと思います。勢いでもなくバラードでもなくスローなスイング。名うてのミュージシャンが醸す余裕の演奏。3.Shadoboxing も心地よくマッサージしてくれます。身を委ねるだけでよいんです。4.They では軽快なスイング。明日への元気につながります。“すべてファーストテイク、ヘッドフォンもオーヴァーダビングもなし”とのことで昔ながらのレコーディング方法だからこそのライヴ感を味わえる作品です。
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