2023-10-17

Where the Light Is: Live In Los Angeles / John Mayer

 

John Mayer(ジョン・メイヤー)はアメリカのギタリスト、シンガー・ソングライター。僕がちゃんと知ったのはエリック・クラプトン主催のクロスロード・ギター・フェスティバルの映像を観たときで、ストラトキャスター1本で大観衆を魅了していて感動しました。ブルースを基調にソウルフルでロックでポップな曲が魅力ですが、僕としてはスティーヴィー・レイ・ヴォーンに影響を受けていることも好きな理由のひとつです。

2008年の本作は2枚組ライヴです。Blu-rayも入手して何度も観ています。ギターを弾く者にとって、彼がストラトキャスターやアコギの音の魅力をすべて引き出して聴かせてくれていることに喜びを感じるはずです。1枚目はG、B、Drのトリオ編成で2枚目は他のGやKeyや管楽器が入ったバンド編成で22曲のボリュームですが、長さを感じるどころか、曲がいいのでずっと浸ってしまう作品です。

デビューアルバムから1.Neon でのアコギがいきなり最高。あまりにカッコいい。ストラトになってジミヘンの7.Wait Until Tomorrow の重めのカッティングがこれまたカッコいい。8.Who Did You Think I Was でのスティーヴィーぶりといい、ストラトの好きな音を出してくれている。同じくジミヘンのバラード13.Bold As Love でのプレイも見事。圧巻は2枚目の6.Gravity です。僕にとってのバラードNo.1ソングなんじゃないかと。何回聴いたことか。やっぱりこのライヴは傑作です。

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