2023-03-20

「仕事を面白くする」ように導くには…

仕事を面白くするには、試行錯誤の振れ幅を大きくする必要があると思います。当初思ってもいなかった組み合わせをやってみる、規模をもっと大きくしてみる、新しい技術を取り入れてみる、などです。

上司はポジティブなアドヴァイスはするものの、あくまで本人の発案を大事にして主体的に行動することを推奨していきます。そして、本人がちょっと背伸び(ストレッチ)するときに「できるんだろうか」と不安そうな顔をしていることがあると思います。

不安を軽減して心理的安心感をキープするには、実は「スピード」が大事です。早めにやって早めにトライ&エラーを把握することです。実行までに時間がかかりすぎてしまうと、不安が増幅するだけでなく、周囲から様々な意見が出てきてネガティブになりかねない。結果を早く出せば、次へと進む推進力がつきます。

かといってスピードばかりで高速回転していると疲れてしまいます。そこで1on1ミーティングで「やらないことを決める」ことも大事です。1回2回と実行してみると、ちょっとした「世界観」が見えてきます。本人の中に、自分はこういう状態にしたいんだというビジョンが改めてはっきりしてくるので、その結果に結びつかないと思ったことはやらない。やらなくていいという感覚も心理的安心感につながります。

0 件のコメント:

コメントを投稿