2023-03-14

Club Classics: Vol. 1 / Soul II Soul

 

1989年バブル期は社会人2年目で、当時芝浦の会社に勤めていたこともありGJといったディスコクラブにもよく行きました。若輩者でバブルの恩恵にあずかることはなかったのですが、それらのハコの音圧や重低音を体で感じていて、聴く音楽にもそれを求めていました。

Soul II Soulのこのアルバムは重低音とピアノ、ソウルフルなヴォーカル、Jazzy Bのラップというシンプルかつミニマルなサウンドで、当時の時代の空気感を表していると思います。1.Keep On Movin' はグラウンド・ビートと呼ばれ、少しハネるリズムと重低音ベースが好きで似たような曲をCD屋で探し回っていました。

オススメは、1.と10.Jazzie's Groove でリズムプログラミングを屋敷豪太さんがやっています。つまり僕が好きになったビートは実は日本人が作り出したものだったと後に知りました。9.Back To Life (Accapella) はキャロン・ウィーラーのVo.のみの曲でなぜか元気の出るいい曲でした。7.Feel Free もDo'reenの細かく震えるVo.が印象に残ります。


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