「MTV、約40年続いた音楽専門チャンネル終了 英国など」の記事にもあるとおり、約40年続いた音楽専門チャンネルが英国などで閉鎖されたとのこと。親会社パラマウント(旧バイアコム)のコスト削減の一環。ちなみに日本ではアムドックス社に運営を委託して今も継続しています。
個人的にMTVには思い入れがあります。80年代の地上波での番組枠時代から、ビデオデッキ(ソニーのベータマックス)の前に座って夜な夜な録画していた頃がなつかしい思い出。
就職した翌年の1989年、スカイポート通信サービス(通信衛星を使った番組供給)という会社にNECとしてコンピュータシステムを納入し、この頃から日本での音楽専門チャンネルの立ち上げにも関わり始めました。
1992年そのスカイポートTV(ゴタゴタののち放送事業)としてMTV、CNN、スターチャンネルなど6chでCS(Communication Satellite)放送開始する頃には同社に転職して、システムを中心に立ち上げから運用、加入促進と必死に働きました。今で言うサブスク、つまり月額課金のハシリでした。
日本でのMTVはライセンス料などの問題で1999年チャンネル名をVIBEとしてリスタート。日本独自のテイストで魅力ある音楽チャンネルでした。僕はこのVIBEのインターネット事業を承継して2001年に社長になりました。
実はもうこの頃から音楽専門チャンネルとしての役割は変化して、よりパーソナルなメディアに移行していると実感していました。iモードをはじめとするモバイル(ガラケーですね)で、テレビから携帯電話、茶の間からポケットになったのでした。
言うまでもなく、今はスマホでSNSの時代。昔のように「動くミュージシャン」を見たければほとんどYouTubeです。というか、きちんと編集された長尺の動画(それが1曲であっても)よりも次から次へと超短尺の映像を見せることで、なんとか視聴者(視聴時間)を獲得する(つなぎとめる)時代になっています。
僕にとってのMTVはもう25年前には終わっていたのかもしれません。






