2025-12-19

42年ぶりの再会

 

うれしい再会がありました。高校時代の同級生Sくんと42年ぶりの再会です。高校を卒業して以来、電話もメールもかわしたことがなかったので記憶はあの頃のまま。Facebookで僕を見つけて彼から連絡してくれました。

高校時代は男子校で、しかも3年間クラス替え無し。だから今でもクラスメートの名前を覚えているくらいです。大学で一緒になったメンツとはいまでもたまに連絡し合っていますが、別の道に進んだ同級生とは同窓会もなくずっと会わずに還暦を迎えてしまいました。

Sくんはクイーンのファンで、もうひとりの同級生とともに彼の家に遊びに行っては、ずっとクイーンを聴く会をやっていました。エレキギターも持ち込んで曲に合わせて弾いたり。そのとき彼はヴァイオリンでクイーンの曲を弾くのです。フレディのメロディラインもブライアンのソロも。そして彼のお母さんが餃子をしこたま焼いてくれて、そのまま餃子パーティになるのが恒例でした。音楽好きとして忘れられない良い思い出です。

大学卒業後Sくんはしばらくしてプロのヴァイオリニストになっていました。今回もウイーンからの帰国を待って会いました。喫茶店で長いこと話をしました。見た目こそヴァイオリンの先生という感じですが、笑顔はあの頃の印象と変わっていないのです。畑は違うけれど、お互い音楽に携わる仕事をやってきたので、ビジネスの話も少し。

彼の音源を聴いたら、クイーンを弾いていた頃の音色を思い出しました。情感あって明るくて優しい音色。気持ちがこちらに伝わってくる演奏でした。Sくんは指揮者も演るとのことで、僕の浅いクラシック音盤知識から質問コーナーに。いい先生が見つかりました。これからいろいろクラシックのこと教えてもらおうっと。

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