2026-07-18

Protocol 6 / Simon Phillips

 

Simon Phillips(サイモン・フィリップス)は英国ロンドン出身のドラマー。ジェフ・ベックのアルバムから知った人は多いはず。マイケル・シェンカーのソロ1stの印象も強いですね。TOTOや上原ひろみでの活躍は後追いで聴きました。ジューダス・プリースト、ミック・ジャガー、ザ・フー、エイジア、ゲイリー・ムーアとの共演もあってロック界で人気者です。2026年本作は彼のリーダー作でプロトコル名義では6作目となります。

学生時代ハードロックバンドを演っていた影響から脱却できない僕としては、こうしたテック系ハードインストにはつい食指が動いてしまいます。で、サイモンのドラムスはどうか。器用という言葉では収まらない超絶なプレイが満載です。変拍子もリズムチェンジもなんのその、えぇそう来るんだと意表をつくフレーズ。他の追従を許さぬ余裕さえ感じます。プレイヤーとしては一度は共演したくなるドラマー。でもロックドラマーかといえば、違うかなと個人的に思います。

1.Andromeda からツーバス連打&変拍子。インスト好きのファンをわかっていらっしゃる。2.Unstable Grounds ではヘヴィファンクが心地よいです。5.Code 4 Kryptos もタム回しフレーズがサイモンらしい。ギター弾きとしてはアレックス・シルの音色やフレーズにも耳を持っていかれます。

テクニック的にはいまどきの若者であれば可能だし、サイモンも若手をちゃんとチェックしているように思うのですが、バンド全体に百戦錬磨の風格というか重さを感じます。もうすぐ70歳だけど、まだ負けねーぜと。



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