会社がコミュニティになると従来のコミュニケーションとは違ったスタイルが求められます。社長や上司が「お偉いさん」ではなく「リーダーという役割をもった人」です。忖度やイエスマン、保身や勝ち負けといった価値観は薄くなります。上司に気に入られないと昇進がどうの、なんて昔の話となるでしょう。
コミュニティでは、いかに「発信」するかです。自分がやろうとしていることの“やります”宣言、やったことのアウトプットをしないことには始まりません。ここで大切なことはほかのメンバーからの「フィードバック」です。“いいね”“ありがとうございます”“承知しました”は既に絵文字になってフィードバックしやすくなっていると思います。“ごめんなさい”も絵文字で。
率直な言葉でポジティブフィードバックすれば、さらにプロジェクトが前に進むでしょう。“こうすればもっとよくなるのでは”というギャップフィードバックは、根っこに建設的な意味合いがあれば有効になります。そしてフィードバックを受ける側の「受け方」がコミュニティにとってポイントになります。特にこの「受け方」については研修や学び合いが必要となるでしょう。
では、昇進や昇給のきっかけとなる「評価」は誰がやるのでしょう。おそらく大半は「AI」がやります。もう上司のお気に入りとかで評価できなくなります。会社のMVVやBSCなどの評価項目をAIに学習させて、コミュニティでの活動履歴によって1次評価はAIがやってくれます。社長ももちろん被評価者です。MVVに沿っていない言動行動について最も厳しく評価されるでしょう。
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