Joe Farnsworth(ジョー・ファンスワース)DsのSMOKE Sessionsからの2025年新作。今回もニューヨーク布陣で、ジェレミー・ペルトTp、ジョエル・ロスVib、サラ・ハナハンAs(ユリシーズ・オーエンス・ジュニアDsの作品に参加)を迎えてのレコーディングとなっています。
僕のお気に入りであるSMOKE Sessionsの作品は、一聴オーソドックスで昔ながらのジャズを演っているようですが、聴き進むと「今」の音を感じることができます。もちろん50年代〜70年代往年のジャズ作品も力があって好きなのですが、ここで演奏する名うてのミュージシャンたちもそうした作品を聴いてきて積み重ねた経験があって、そんでもって「今」の空気を呼吸しながらライヴで表現していく新鮮さもその音から感じられます。
1.Continuance の勢いのある演奏からワクワクします。眼の前で聴いたら思わず歓声をあげてしまうでしょう。3.All Said and Done のブルースもゆったり身を任せて体を揺らして聴くと気持ち良しです。ジョーのドラムソロがめちゃカッコいい5.Radical はあのマイルス・クインテットを思わせる曲調。そして各メンバーのフレージングにキラッと光るものを感じるのが楽しいアルバムです。
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