2024-03-05

いまさらDVD-Audio

 

このところサラウンドサウンドがマイブームでして、ついにDVDオーディオ(DVD-Audio)が聴けるプレイヤー(ソニーUBP-X800M2)を手に入れてしまいました。きっかけは、パット・メセニーの音源を掘っていたら「イマジナリー・デイ」のDVD-Audioヴァージョンがあったので中古で入手し、仕方なくDVD-Video(通常のDVDプレイヤー)で聴いてみたわけです。それでも「ん、なんか音が良いぞ」と気づいてしまい、なんとしても本来のDVD-Audioで聴いてみたいとずっと思っていました。

DVD-Audioは1999年〜2000年くらいの規格で、ハイレゾ&サラウンドのハシリですが、すでにその時代は終わってしまいました。もう新しいソフトは出ていません。それをいまさらプレイヤーを入手してまで聴くのは「音がすこぶる良い」からです。まず音が図太い。まるでアナログLPを聴いているかのよう。DVD-Audioで再生したら、音の緻密さ、拡がり、低音のズドンという沈み込みなど既知のCDでは聴けなかった音が、ぐっと迫力を増して存在しているのです。

キング・クリムゾンの「レッド」、レッド・ツェッペリンの伝説のライヴ「How The West Was Won」を聴いてみましたが、まあ素晴らしい。CDやサブスクと比較しても、ちょっとDVD-Audio以外では聴けなくなってしまうくらいです。中古を探すとクリムゾンやジェネシスといったプログレ系に多いようです。ロックやジャズもちらほら。たまに買って楽しむつもりです。

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