「あの人の言っていること、なんか違う」「何度言ってもわからないよね」「話にならん」とミーティングのあとに愚痴ったりしてしまうこと、ありますね。
その議論は、どのレイヤーの話かを確認する必要があります。上位は「ビジョン」この組織がどんな存在でありたいか、どんな価値を目指しているか。中位は「戦略」そのビジョンのたどり着くにあたり、何を重点的にやるか、何はやらないか。下位は「戦術」その戦略を実現するための方法、複数の選択肢。
戦略を決めていないのに、戦術の水掛け論を30分もやっているなんてことはよくあります。話が合わないのは、そもそもビジョンからしてちゃんと腹落ちしていないからでは。ビジョンと戦略がきちんと共有されていれば、戦術はいくら挙げてもいいのです。あとで取捨選択すればいいので。
そのためにも社長やリーダーは、ビジョンと戦略をきちんと文字にして明文化しておく必要があります。それを読まずしてミーティングするなんて時間の無駄です。戦略は毎期あるいは毎月変わることだってあります。環境は変化していますから。そして戦術を建設的な議論にしていきましょう。
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