John Scofield(ジョン・スコフィールド、略してジョンスコ):アメリカのジャズギタリストとDave Holland(デイヴ・ホランド):イギリスのジャズベーシストのデュエット2025年新作です。時期は違いますがともにマイルス・デイヴィスのグループ在籍経験者でもあり、ジャズ聴きで知らぬ人はいないでしょう。
1.Icons at the Fair でちょっとエスニックなイントロのあと、「え?」と一瞬パット・メセニーの「Question and Answer」かと想わせたり。あの曲はホランドとのアルバムですしムフフ... 。ギターとベースのデュエットで言えばメセニーとチャーリー・ヘイデンの「Beyond The Missouri Sky(ミズーリの空高く)」が有名でしてそりゃもう愛聴盤です。で、こちらのジョンスコ&ホランド組もいかにも彼らの演奏で、素晴らしい味わいのアルバムに仕上がっています。
このところとにかくジョンスコさんのギターを聴くことが多くて、フュージョン期、ファンキー期をはじめ2023年作でもとても好きなサウンドを聴かせてくれました。3.Mine Are Blues のユニゾンからなだれ込むスイングの気持ちよいこと。ギターの音色はもちろんホランドのベースの音がたまらなくイイ。ベース音ついでに6.Not for Nothin’ なんて鳴ってないドラムスの音が聴こえてきそう。9.Memories of Home はインストなのに歌モノの曲のように和みます。じっくりとギター&ベースの音に浸っていただきたいアルバムです。

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