事業を継続するには、売上を毎月あげていく必要があります。支払は毎月やってくるからです。ここでやるべきは、ファンになってくれた顧客にさらに発注していただくか、ファンになってくれそうな顧客を紹介していただくか、です。
よく見込み客リストをつくり片っ端から連絡してみる、ということをやりますが、これはファンになるポイント、つまりビジョンや強み弱みが揉まれて、ファンの間で浸透し始めてから試行錯誤すべき戦術です。ただ闇雲にやっても効果は出ません。
既存顧客とのコミュニケーションについては検討する必要があります。7つの習慣の第5の習慣「理解してから理解される」のとおり、相手を充分に理解することが肝心です。顧客のおかれている環境、当社の利用体験、何を誰を見ているかなど観察すべきことは多いです。それをチームで共有することを徹底します。部下に任せて上司は知らないではファンはつくれません。
新規開拓はやらないという意味ではありません。新規に見込み客になるであろう人が、自社のホームページや商品・サービスを事前に調べたときに、興味をもっていただくよう準備をしておくということです。既存顧客とのコミュニケーションが充実していれば、自然とその準備は整いやすくなるでしょう。
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