2021-04-08

PCで使うツール

毎日使うPCのツールは、業務効率化はもちろん経営のスピードにも関わってくると思っています。ツールは道具なので、それを使えばいいというわけではないです。使い方を学ぶ必要もありますし、常にツールは進化しています。現時点、私がオススメするツールを挙げておきます。

すべてはGoogle Chrome(ブラウザ)上で動くものとします。PCの機種がWindowsでもMacでも関係なく、Google Chromeを立ち上げれば共通の環境ができます。機種交換してもまたログインするだけで自分の環境が瞬時に再現されます。

一緒に働くメンバーや関係者とはメールでやりとりしません。Slackを使います。特定のプロジェクトや課題などチームメンバーを限定して情報共有します。「おつかれさまです」とか「よろしくお願いします」は使わず、チャットのように会話します。ミーティングを待たずにここでどんどん会話していくことで、ミーティングの議題も絞ります。資料やホームページの共有もここでやります。

資料作成はGoogle Driveのスプレッドシート(表計算)ドキュメント(文書)スライド(プレゼン用資料)を使います。クラウド上で作成してクラウド上で共有します。ワード/エクセル/パワポとほぼ同様のことができます。

お客様とのメールはGmailを使います。メールであればお客様がどんな環境でも読み書きできます。Gmailには大量のメールを効率化するためのノウハウが数多く反映されています。PC本体に保存するようなメールソフトは使いません。PCの容量や機種交換時の煩わしさから解放されます。

スケジュール管理はGoogleカレンダーです。メンバー共通のイベントを確認するために使ったりしますが、主に個人的な管理のために使っています。リマインダーやToDoリストといった備忘録としてもメモっています。

上記はすべてGoogle Chrome上で動き、スマホでもアプリをダウンロードすればあとはログインするだけで閲覧、編集、共有できます。スマホの機種交換時もログインするだけです。ほかにもFacebookなどSNSのメッセージ機能も知人との簡単な連絡に使っています。



2021-04-05

いい音で聴きたい 2

近所のオーディオショップにて「いい音で聴きたい」と相談していた方に思わぬ提案を受けました。「アンプを特注でつくってもらいますか?」。すでに同じメーカー製品の音は聴いていたので確信。発注しました。

幅は21.5センチと小型。シンプル。音は、凄い。こんな音生まれて初めてでした。いままでいろんなところで音を聴いてきましたが、まさか自分の部屋でこんな音を聴けるとは思っていませんでした。ガツン、ドシン、ブワーッ。よいギターをよいアンプで鳴らしたときのような音。このアンプを作った人にも興味津々です。

いま使用しているスピーカーは、30年近く前に購入したもの(パイオニアS-HE7)。スタジオで使っていそうな見た目が気に入って買ったものです。いろいろ劣化しているところもありますが、朗々と鳴ってくれています。


でもそろそろ疲れてきたこのスピーカーに代わるものを探しています。それをあの特注アンプで鳴らしたらどうなるんだろう。楽しみでしかたがない。

大量のCDライブラリ。音楽配信サービスでは配信されていない音源もあってまだCDプレイヤーは必要です。


ソニー SCD-XA5400ES。かつて高音質CDとして出回ったSACDも再生できる機種です。将来的には5.1chサラウンドシステムにHDMI接続して、SACDマルチチャンネルも楽しみたいと思っています。

実は、お気に入りのヘッドフォンがもうひとつあります。ULTRASONE Edition9(生産終了)。


ハードロック&ヘヴィメタルで育った私としてはこれほどのグイグイ来る再生音はほかにありません。このヘッドフォンが持つ構造や素材がもたらす奇跡的な音(特に低音)だと思います。定価23万円で購入当時は思い切ったことをしましたが、この音に出会えたことに感謝しています。

2021-04-04

いい音で聴きたい

私の音楽リスニング機材を紹介します。

オーディオは大好きです。中学生の頃から秋葉原に通って、暇な時間帯にオーディオ売場の店員さんにアンプ、スピーカー、チューナー、カセットデッキ、レコードプレーヤーなどの見積を作ってもらって遊んでいました(迷惑だったはず)。

その後、限られたお小遣いや収入はレコードやCD購入に充てられ、オーディオにはそれほどお金をかけないまま歳をとっていました。しかしサブスクリプションサービスの開始によってめっきりCDやダウンロードの数が少なくなってしまいました。週末になると必ず通っていたあのCDショップ通いの時期は遠い過去です。

コロナとStay Homeによってまた「いい音で聴きたい」熱が再開しました。家に数千枚あるCDを片っ端から聴く時間ができたことと家の近くにオーディオショップがあってよく行くようになったことがきっかけとなり、機材を揃えました。

構成は、PC→DAC(デジタル信号を質の良いアナログ信号に変換する装置)→ヘッドフォンです。PCのヘッドフォン端子につなげて聴くことでもOKですが、より「いい音」で聴くために必要な機材です。

家にあったPC(MacBook Air2013年モデル)。USBケーブルでDACとつなぎます。

PCの下に置いてあるDAC(TEAC UD-505)。ヘッドフォンアンプも兼ねているのでこれに好きなヘッドフォンを挿せばOK。DACは1万円くらいから買えますが、15万円以上になると多機能なだけでなく、やはり「いい音」がします。XLRケーブル(バランス接続)でヘッドフォンドライバーにつないでいます。

ヘッドフォンはSTAX SR-L700 MK2、そのヘッドフォンを鳴らすために必要なドライバーSTAX SRM-353X(生産終了)の組み合わせを使っています。私としてはこれはハイエンドです。中学生の頃から憧れだったSTAXです。合計で25万円もヘッドフォンにかけるのは普通ではないですが、かけただけのことはあります。あらゆるジャンルの音楽をあますことなく高精細に表現してくれます。

家のことを考えると大音量はヘッドフォンにならざるを得ないですし、夜聴くのであればなおさらです。でも本当は「いい音をスピーカーで聴きたい」です。自分にあったスピーカーを探しているところです。探すのもまた楽しいです。

2021-04-01

2021年春

新型コロナ感染者数は第4波に突入したとされ、ワクチン以外の対処も見つからないままです。飲食業やイベント業などリアル集客を前提としたビジネスにとって厳しい状況は続いています。

私自身、東日本大震災のときもそうでしたが、今回の世界的新型コロナウイルス感染症による被害もターニングポイントになりました。いままでの状況をリセットし、今後のビジネスを見据える必要に迫られたわけです。テンポ感を失ってなんとなく続けてしまうことはこれを機にやめて、デジタルシフトしやすくなった今こそ、自由自在をとりもどし新たなチームコラボレーションに向けて動き出すことにしました。

映像、音楽やゲームなどエンターテインメントの制作現場は、ユーザー環境の高画質化高音質化からのフィードバックを受けて、より進化することが求められています。リアルもデジタル化が進みペーパーレスはもちろんスマホやIoTデバイスによる効率化は、本来ユーザーがやりたいことに特化することを助けてくれます。

このターニングポイントを活かすことができればと思います。

2020-08-01

やっと夏が来ました

長い梅雨が明けて、やっと夏が来ました。

3月からずっとトンネルの中にいて、2020年の5ヶ月はまるでなかったかのようです。東京の新規感染者数も記録更新していて、先が見えない状況です。重症者数が少なくなっているので、コロナも変化しているのかもしれません。

事業を継続させようと気ばかり焦ってしまい、空回りの連続で周囲の人たちにも迷惑をかけてしまい、残るのは自己嫌悪感ばかりです。そして8月になり夏が来たので、心を切り替えてみようと思っています。


こうして、ついコロナのせいにしてしまいますが、実は以前から自分の中に起きていたことでもあったことに気づきます。そうするとさらに反省から立ち直れなかったりしますが。

事業も自分も変わるべきだったものが、ちょっと早まっただけ。飲食も音楽も回復するまでには時間がかかりそうです。焦るのをやめて、じっくり考えてもいいのかなと思います。ひとりで考えるのではなく、まわりの人たちとも一緒に考えてみます。

2020-04-19

家にいて、すぐにやること

健康の次に不安なのは生活維持のこと。まずは「現金」の確保です。助成金や補償、無利子融資はうわさ話に惑わされることなく、公的情報をWEBや電話で確認していくことです。

外出しないこの時期に、必要なものと必要ではないものを切り分けて、毎月かかるような固定費を減らします。無収入になった場合の生存日数を貯蓄から割り出して、一日でも増やすように、貯金体質に持っていきます。

さて、アフターデジタルです。ECやコンテンツ配信は、いまやすぐにでも始められるしくみがネットにあります。でも、なにを売ったらいいのか、なにを配信したらいいのか。

いきなりやる前に、もう一度、いまの商売でお世話になっているお客様や取引先、同僚の顔を思い浮かべて、目の前にいることを想像してみます。会えないので、想像です。あの人だったらこんなこと言うだろうなあ、この人だったらこんなことに困っているだろうなあ。その人に自分だったら、なんて言うかなあ、こんなこと言ったら喜ぶかなあ、あんなこと言ったら叱られるかな。


その自分の意見を、メモ帳に書き出してみます。そしてあまりまとまっていなくても、そこに答えとか結論がなくても、発信してみるのです。SNS、ブログ、文字が苦手ならスマホやPCに語りかけてYouTubeに掲載します。たとえ読んでいる人が身近な数人だけだとしても、たとえ誰の反応もなくても、発信することでなにかが変わります。

いますぐにやることは、身近な人に向けて情報発信することだと思います。

2020-04-18

変わったこと、変わること

人と会わずに家にいることが増えたおかげで、さらに人気が増えた商売があります。

ひとつはECです。ネットで注文して、翌日か数日後に手元に届く。ケータリングは1時間以内に届きます。便利です。食料をはじめとして生活必需品や対策グッズも品切れの期間があるもののECで手に入る時代です。

もうひとつはネット映画や番組、音楽配信、動画配信/ライヴ配信といったデジタルコンテンツです。数ある中から選ぶのにひと苦労しますがいい作品に出会ったときの満足感は高いです。お気に入りのコンテンツに浸りたいという気持ちは誰にもあります。

今回のことで、スマホはもちろん家にPCやタブレットを持つ人が増えたはずです。チャットだけでなく、ビデオ通話も一般化する機会になりました。満員電車に乗って出勤することや社内ミーティング、残業などの働き方は変わってほしいと多くの人が思っていたわけで、これでやっと変わるかもしれません。


まさにアフターデジタルが加速するきっかけになりました。

もう飲食業ではない、お客様の食の課題を探し出して、デジタルを使って解決する仕事となる。食を作って提供するのはその一部である。もうライヴスペースではない、アーティストの表現の場としての課題を探し出して、デジタルを使って解決する仕事となる。場所を持ってお客様に来てもらうのはその一部である。ECも、コンテンツ配信も、その一部である。

そうやって考えると、やることたくさんあって、どこから手をつけたらいいものか…。