2024-01-11

クラシックを視聴しよう

 

昨年末にネット動画サービスで映画「TAR」と「マエストロ」を観ました。そして映画の中で使われている楽曲をCD棚やApple Musicで探して聴きました。「マーラー:交響曲第5番第4楽章(レナード・バーンスタイン指揮)」「エルガー:チェロ協奏曲第1楽章(ジャクリーヌ・デュ・プレ:チェロ)」「マーラー:交響曲第2番(復活)のラスト(レナード・バーンスタイン指揮)」といった作品はどれも素晴らしく感動的な演奏でした。

僕は原体験が上野の東京文化会館でのクラシックコンサートなので、詳しくはないですがクラシックを聴くのは好きです。クラシック鑑賞の魅力は、音が大きく強いときの迫力と小さく繊細な音のダイナミックさ、同じ楽曲を演奏しているにも関わらずそれぞれに個性を感じることができ、それを表現するための音のタッチや音色、呼吸で楽曲の感情を感じることができることです。演奏家の方々が人生の多くの時間を費やして「その音」を結晶していることに深く尊敬を感じています。

YouTubeでドイツ・グラモフォンの2023年ベストというオムニバスを見つけました。我が家お気に入りのヴィキングル・オラフソンをはじめ、数々の名演をダイジェストに観ることができ、映像がとてもシネマティックで美しい。クラシックファンでなくても(退屈することなく)楽しめる動画になっています。ラストにはあのバーンスタインも!。

Best of Deutsche Grammophon 2023

演奏家たちの高度な表現を高画質映像で味わうことができ、クラシックの現在地を知るうえでもとても参考になりました。ぜひご自宅のスピーカーにBluetoothで飛ばして音量を上げて聴くもよし、まずはPCのスピーカーで確認するのもよし、テレビ内蔵のYouTubeで観るもよしです。僕のオススメは下記ユジャ・ワンのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番で、我が家のスピーカーを何度も鳴らした、音の拡がりが素晴らしい高音質音源となっています(上記YouTubeにも収録)。

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