2018-01-04

選択の時代〜観察〜

物事に取り組むとき、まずは「観察」することから始まります。

見て、触って、聞いて、嗅いで、味わって、まさに五感で情報を集めるのです。
一度だけでなく何度も繰り返すことで、そこで起きていることが何なのか認識していく。
すると全く同じ環境で同じ事が行われているのに、毎回何かが違うということがわかります。

パン屋の店頭に立っていたとき、売っているものもお客様の数も天気も気温も同様なのに、毎日まったく違うストーリーが繰り広げられて驚きました。ギターを弾くときネックを握るとなぜか毎回違って、調子が出ないときもある。思った以上によく弾けるときもある。そんな感覚を思い出していました。

繰り返さないとわからないことです。プロといわれる人は、その違いを微調整する技を身につけて常に水準またはそれ以上の結果を出すことができる人なんだと思います。

どうやってその技を身につけるか。受動から能動へ、つまり「試行錯誤」という段階を踏む必要があります。